今回は、「なにわ男子」の新番組『なにわ男子 デビューまで1100日のキセキ natural』第2回の、あらすじとネタバレ感想をご紹介します。
第2回は、「なにわ男子」センターの西畑大吾に密着!
では、早速みていきます。
↓第1話『prologue』はこちらの記事で。
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Contents
番組詳細
『なにわ男子 デビューまで1100日のキセキ natural』
(通称:なにナチュ)
- 配信サイト : Amazonプライムビデオ 独占配信
- 配信日 : 11月5日(金)〜 毎週金曜、3週連続で配信。
- 配信話 :全8話
この番組は、「なにわ男子」がデビューするまでの3年(1100日)を追い続けたドキュメンタリー番組。
関西ジャニーズJr.から「なにわ男子」が生まれ、デビューするまでを密着取材しています。
第2回は、西畑大吾に密着します。
デビュー公演となった「なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん」の西畑大吾による演出
後半(約10分間)
「なにわ男子」のセンター西畑大吾の過去と覚悟
に密着した番組構成となっています。
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第2回 「覚悟 kakugo」あらすじ
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「グループとしても、なにわ男子の空気感や関係性、個々が思っている考えや想いが皆さんに伝わればいいなと思います。わちゃわちゃしたなにわ男子を楽しんで頂ければ幸いです。」#西畑大吾#なにナチュ#Amazonプライムビデオ pic.twitter.com/qMAMKGPAWD
— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) November 7, 2021
番組の始まりは、2021年7月3日。
初の全国アリーナツアー「#なにわ男子しか勝たん」の初日から始まります。
コンサート直前、コンサート会場に列をなすファンを、会場の裏から嬉しそうに見つめ、ときに手を振ってしまう西畑大吾。
1年半ぶりの有観客公演で、嬉しさが全身から伝わってきます。
西畑大吾によるコンサート演出
今回のツアーで、西畑は、初めて裏方の仕事“コンサート演出”に参加します。
西畑の演出は、結果的に、西畑の「アイドル」としての、「なにわ男子」としての、理想や目標が垣間見えるものとなっていきます。
「そういうのを“なにわ”がやってくれたらジャニーズいままでやってきたことが死なずにすむよ」
というプロデューサー大倉忠義の勧めで、ジャニーズの伝統を伝承する演出も積極的に取り入れていきます。
取り入れたのが、「フライヤー」とジャニーさんが最高傑作だといっていた少年隊の『君だけに』のセットリスト入り。
『君だけに』のダンスは当時のオリジナルを再現し、伝統を重んじる演出です。
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「デビューという目標にひたすらがむしゃらに突っ走ってる7人の姿、グループという意味、個人としてじゃなくグループとしての見せ方に変わっていく自分の姿を見て欲しいです。」#高橋恭平#なにナチュ#Amazonプライムビデオ pic.twitter.com/EJpBFfauUF
— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) November 16, 2021
そして、公演本番。
西畑大吾がこだわっていた演出はすべて、「なにわ男子」のキラキラに変わっていきます。
初めてのフライヤーでは、高所恐怖症のはずの高橋恭平はいつものクールスマイル。怖さを微塵も感じさせず、全員がキラキラとしていて、初の全国ツアーの幕開けにふさわしい最高の登場に。
『君だけに』では、ばっちりシンクロしたキレのあるダンスを披露し、何十年も前の楽曲が10代のファンにも届いた瞬間でした。
そして、サプライズ“デビュー発表”がなされた横浜アリーナ公演の密着。
終演後、メンバーたちが喜び号泣する姿が映されます。
「かすかな期待はありましたよ、それはもう毎公演ですよ」
と、“デビュー”を渇望していたような、諦めていたような言葉を西畑は語ります。
ここから西畑のデビューまでの苦労と葛藤が描かれます。
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西畑大吾の過去と覚悟
2012年、「なにわ男子」結成以前に、永瀬廉(現King&Prince)と大西流星、西畑大吾とで結成されたユニット『なにわ皇子』。
このユニットは永瀬廉が関東へ拠点を移したことでへ自然消滅しています。
「努力は大事だけど、努力は必ず報われると思っていない」
努力している自分と、過去に辞めていったJr.たちを見てきて、このように学んだ西畑。
「なにわ皇子」として羽ばたくことを夢見ていた西畑の葛藤と失望、「なにわ男子」センターとしての特別な思い、アイドルとして生きていく覚悟が明らかになります。
『なにナチュ』第2回「覚悟 kakugo」見どころ3つ
1 西畑大吾のセンターに対する思い
「めっちゃ嬉しいです。
ちょっとうるっときました。」初の全国アリーナツアー。
1年半ぶりにファンの前に立つ#なにわ男子 の姿が
そこにはありました。#なにナチュ 最新エピソードは
明日配信!
ハッシュタグをつけて感想も教えてくださいね。#Amazonプライムビデオ pic.twitter.com/Rds7W5R5SU— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) November 10, 2021
「なにわ男子」結成後、グループのセンターに選ばれた西畑大吾には、特別な思いがありました。
子供の頃からの憧れは嵐。
「嵐や関ジャニ∞のように、誰がセンターになっても輝けるグループ作りをなにわ男子でしていきたい」
「全員が売れないと全員センターはつとまらない」
そんな思いを抱えていました。
そして、今回のコンサート演出。
「(なにわ男子)みんなが際立つようなライブにしたい」
と、メンバーのキャラを生かし、歌唱パートやポージングの変更を行いました。
- 『OH!サマーKING』
fa-arrow-circle-right冒頭のセリフはかわいらしいセリフだから、道枝駿佑の方が合うと判断し、西畑大吾から道枝にチェンジ。
- 『夜這星』
センターの自分が目立つ演出ではなく、とにかく“「なにわ男子」が輝く”方法を考え演出に取り入れていきます。
メンバーの個性を際立たせ、広く知らしめる。
「全員センター」のグループへ、着々と駒を進めていく西畑の戦略が見えます。
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2 今はなき「なにわ皇子」から学んだこと
2012年、「なにわ男子」結成以前に、永瀬廉(現King&Prince)と大西流星、西畑大吾とで結成されたユニット『なにわ皇子』。
このユニットは、永瀬廉が、父親の転勤で関東へ引っ越してしまったことから、自然消滅しています。
「もちろん大阪にいてほしかったけど、蓮に言うことはなかった。言えなかった。」
“父親の転勤”という理由のため、永瀬を引き止めることもできず、当時まだ13歳だった大西とは話し合うこともできなかったという西畑。
「どこかで三人でデビューできると思っていた」
永瀬が拠点を移してもなお、そんな思いでいた西畑にとって、永瀬の「Mr.KING」の結成は、大きな失望と焦りに変わります。
西畑は、デビューに対して甘えがあったと気付きます。
時が経ち、「なにわ男子」結成をしたときには、逆に、自分の「甘えを取り払わなきゃ」という意識が強くなりすぎて、周り見えなくなってしまったといいます。
その時、それではだめだと気づかせてくれたのは、「なにわ皇子」の時からのメンバー大西だったそう。
西畑と大西は、「なにわ皇子」での経験があるからこそ、現実的にデビューを考えられる強さを身につけたのかもしれません。
3 “西畑大吾”という商品
ドラマ撮影中の西畑に密着。
演技については、事務所からの演技指導はなく、見よう見まねでやってきたら「自分の中でのお芝居のロジックができあがってきた」という。
インタビュアーから「いずれ(西畑)主役のドラマも…?」と聞かれた際は、
普通なら、「そろそろやりたい!」と前向きな回答が返ってきそうなところ。
西畑はどこまでも現実主義。
「それはわからへん」
「努力が大事だけど、努力は必ず報われると思っていない」
と回答しました。
努力をしていた同期や先輩後輩が去っていくのを何度も見てきた西畑。
もちろん自分自身も努力してきた。
けれど、報われていないという実感から、この言葉が出てきたのでしょう。
「努力は必ずしも報われないと思うけど、見ていただいている方に、良いパフォーマンスをしたいという思いがある。」
「“西畑大吾”という商品を取り扱っている感覚。」
と語る西畑のその姿からは、デビューできなくても(努力が報われなくても)仕方ないという諦めと、それでも応援してくれる人の期待を裏切らないために、“西畑大吾”でいる努力を続けたいという気持ちが垣間見えます。
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『なにナチュ』第2話『覚悟/Kakugo』を観て思うこと
第2回を視聴してまず感じたのは、デビュー前から、メンバーが「全員センター」でありたいという明確な目標を持ち、そこに向かってブレずに戦略的に駒を進める西畑大吾の、アイドルとしての覚悟と、センターとしての器です。
目標のために、西畑大吾は、デビュー前からコンサート演出の経験を積み、「なにわ男子」にとどまらず後輩の関西ジャニーズJr.を取りまとめ、盛り上げてきました。
今後、西畑大吾は、MCやプロデューサーとして期待もできますし、「なにわ男子」を「全員センター」ができるグループへと引っ張っていく存在だとわかりました。
しかし、意外にも西畑には、「なにわ皇子」での経験で自分の甘さに気づき、失望した過去がありました。
そんな西畑の語る「努力が必ず報われるとは思わない」という言葉は印象的で、どこか諦めているような、自暴自棄になっているような、そんな言葉のように聞こえましたが、番組視聴後には、西畑に対して「万事塞翁が馬」という言葉を思い浮かべていました。
長い人生の中でなにが不幸で何が幸福かは、すぐ決まるわけではありません。
「努力が必ず報われるとは思わない」と言う言葉は、当時は絶望で諦めの言葉だったかもしれませんが、デビューを果たした今では、努力したことに慢心することなく、常に冷静に「なにわ男子」とアイドル「西畑大吾」を見ていくことができる戒めの言葉になっているのだろうと感じました。
西畑は、ことあるごとに“嵐”を例えに使います。
「「嵐のようになりたい」ではなく「なにわ男子にしかない道」を目指したい」
「嵐のあとの国立(競技場)を担うんだという気持ち」
色々な思いを抱えて、乗り越えてきた西畑の言う言葉だから、「もしかしたらなにわ男子も嵐のような国民的グループになるのでは?」と期待できるのではないでしょうか?
第2回は、西畑大吾を、「なにわ男子」を信じて応援したいと思える内容になっていたと思います。
第3回は、大西流星の密着。大西流星の裏方の仕事がすごいんです!第3回もぜひご視聴ください!
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